焼肉は牛角派
バン・サン、バン・サン、バン・サン・カン。
焼肉焼いても家焼くな。
大人帝国、戦国と大人向けの感動路線が続いてからの完全に笑いに振り切った本作。この流れが最高すぎる。
この映画に感動は一切ない。あるのは笑いのみ。
たくさん笑って、笑って、笑い疲れるわっ!
貧相な朝食にブーブー言う、しんちゃんたち。
だが、これには、理由があった!
全ては今夜のために家計をやりくりした結果。
今夜は、焼肉だっ!
と、思った矢先、謎の男が野原一家に乱入してくる。
やがて、謎の組織も駆けつけて来たため危機を感じた野原一家は逃亡する。
だけど、今夜は、焼肉だっ!
わけのわからない奴らに邪魔されてたまるかっ。
目指すは、奴らの本拠地、熱海へ。
全ては、焼肉のため!
感動路線も悪くないけど、やっぱり笑える作品の方がらしくて好き。
さらに、久しぶりのロードムービーなのも好きなポイント。
幼児変態罪、年齢詐称、異臭物陳列罪、結婚詐欺、集団暴走行為の罪に囚われ指名手配されているため、野原一家は完全に孤立状態。
様々な変装を駆使して、熱海を目指す。
大爆笑のヒッチハイク、ボインボイン、マサオの裏切り行為、ジェットコースター、切ない失恋と見どころだらけ。
どのシーンも笑いっぱなしなので、なんだか幸せな気分になれる。
そして、焼肉が食べたくなる。
嫌な事があったり、落ち込んだりした時に本作を見ればきっと元気になれる。こんな事で、悩んでる自分が馬鹿らしく思えてくる。
笑う事って、やっぱり大事。
そして、焼肉が食べたくなる。
クライマックスのカオスな展開も、クレしんらしくて最高に楽しい。
そして、焼肉が食べたくなる。
懐かしの"たまちゃん"も登場。
金髪イケメンしんちゃんが最高にイカシテル。
カッコいい焼肉には、カッコいいオラが良く似合う!
牛角アイス、食べたいなぁ。