ジミーアハン

YMO PROPAGANDAのジミーアハンのレビュー・感想・評価

YMO PROPAGANDA(1984年製作の映画)
3.0
日本を代表するアーティスト、YMOの日本武道館における散開(解散)ライブの模様と、ある少年の物語をmixした作品。

まるでPVを繋いだような作品で、ストーリーらしいストーリーはあるんだかないんだか。楽曲も散開ライブの曲の抜粋のみで構成されてます。そういや「BALLET」「中国女」ではユキヒロさん、「音楽」では教授、「WILD AMBITIONS」では細野さんが少年と共に出てきますが、これはそれぞれの方々が作曲した曲ですね(「WILD AMBITIONS」は細野さんと教授の唯一のコンビ曲だったけど)。

散開ライブの模様はソフト化されてるし、アルバム「アフター・サーヴィス」にも収録。本作の楽曲も全部「アフター」に収録されてます。エンディング曲は本作のみの楽曲、「M-16」ですが、今となってはベストアルバム「UC YMO」に収録されて、むしろこの映画を観ることの方が難しいっていうのがなんとも複雑ですが、YMOでは数少ないPVとして観れば、価値は高いと思う。