たいし

ハスラーのたいしのレビュー・感想・評価

ハスラー(1961年製作の映画)
4.0
男は負けてから。

とにもかくにもポールニューマンがめちゃくちゃかっこいい。
他の登場人物の演技力も見所が多い。

天才ハスラー、エディ。
ビリヤードの腕は一人前だが、酒癖の悪さと人間性の欠如が唯一の欠点。
その欠点がもう1人の天才ハスラー、ファッツとの闘いで仇となってしまう。

味方は彼女のサラだけ。
彼女は強く、洞察力に優れている。エディには無いものを持っているからこそ、大きな存在だった。。

騙され、騙され、騙され続け
そして全てを失ったエディ。
彼は生まれ変わって再びファッツと闘うことを決意する。。

美しいジャズと玉同士がぶつかる木の音。
静かな映画だが、燃え盛るような勝負師の闘いと緊張感に物凄く惹かれる。

勝利者と落後者。

つまりは落とした者が勝ち🎱
たいし

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