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鉄道員のucandoitのレビュー・感想・評価

鉄道員(1956年製作の映画)
4.0
I’ll Ferroviere 1956
ピエトロ・ジェルミ 監督・主演

物悲しいテーマ曲が超有名なクラシック映画。
悲しい「スト破り」の話でヴィットリオ・デシーカの「自転車泥棒」を思い出します。
同ジェルミ監督の「誘惑されて棄てられて」や「イタリア式離婚協奏曲」も観てみたいなあ。
クリスマスからクリスマスへ。家族の再生。
「葡萄に乾杯」


ネタバレ備忘録

敗戦後のイタリア。
頑固で自分勝手な鉄道員アンドレア。
投身自殺で冷静さを失い、赤信号を見逃して降格。
スト破り。
狂言回しの末っ子サンドロ。
父とソリが合わない長女ジュリアは妊娠して結婚するが流産。彼女の不倫で夫婦は離婚。工場で一人働く。ジュリア役シルヴァ・コシナは相当綺麗なクロアチア人。
失業中の長男マルチェロは変な商売に手を出して借金取りに追われ家出。
アンドレアは病気に。
親友のリヴェラーニや酒場の主人の優しさに助けられ、クリスマスに友人やマルチェロが家に集まる。
ジュリアも元夫と来るがその前に静かに息を引き取るアンドレア。
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