親切なクムジャさんの作品情報・感想・評価

「親切なクムジャさん」に投稿された感想・評価

Tom

Tomの感想・評価

3.2

このレビューはネタバレを含みます

誘拐殺人の冤罪で罪人となり刑期を終えた「親切な」クムジャさんが、復讐の鬼と化して他の被害者家族とともに真の誘拐犯にリンチを加える物語。
リンチは凄惨ながら、荒唐無稽に見えてしまうシーンが多く、今ひとつ盛り上がりに欠けるというか、面白くはなかったなぁ。
十三年の執念。牢獄に入っている頃から丹念に仕立てた計画、あれもこれも復讐のためだった。
結構面白かった。また誘拐された子供達の家族の感情、復讐を達成したあと笑いながらケーキを食える人間の不気味さも感じられた

だけど犬が死ぬのでちょっとマイナスポイント
犬を殺すな
Y

Yの感想・評価

3.0
理解力不足なのか意味がよくわからなかった。
大好きな復讐譚です。
主役の親切で美しいクムジャさんの復讐の執行が、仲間意識が伝わる暗黒の祝い方が、虚無の広がる真っ白な終わり方が、一つ一つが素敵です。あまりに手際がよく惚れ惚れします。珠にはピンチになりますがスマートです。
また、刑務所時代の仲間を頼る少年漫画的な展開も良しです。

復讐とか復讐祝とかの描写が、かなりのゴアなのにチープさを感じられず、少し面白いものの現実味があります。
クムジャさんが直接感情を口にする場面はありません、無いが故に機械的に遂行していくのです。心をあけすけにしたら人は弱くなるのです。孤独であれ。最愛の子にあっても孤独であれ。
三連休だし映画館に行きたかったですが、台風襲来ですので、おとなしくおうち映画を楽しんでいます。
大阪は暴風域内ですが、雨風はそんなに強くもなくホッとしています。
でも、これから東海、関東方面に上陸と言われてるので、そちらの方がとても心配です。
みなさんどうかご無事で…。

さて、映画の感想です。
復讐三部作コンプリートしましたが、「オールドボーイ」「復讐者に憐みを」と比べると少しインパクトに欠けると感じはしましたが、面白かったです。

「親切なクムジャさん」のタイトルやジャケ写からして、コメディっぽく感じますが、どこか漫画チックな独特な世界観や色づかいが印象的で、この監督の画作りはやっぱりおもしろいです。
復讐劇だし、残虐な展開がありますが、シリアスになり過ぎないシュールな描写もパクチャヌクらしさを感じます。

6歳の少年の誘拐と殺人の罪で13年間服役したクムジャが、出所後、真犯人に復讐する話なんですが、13年かけて復讐を達成するために刑務所で親切にして人脈を築いていきます。
清楚で美しいクムジャのしたたかな企み、出所してからの変貌もイ・ヨンエが魅力的に演じています。

オールドボーイや復讐者に…でもそうでしたが、この作品でも、風呂場での一連のシーンとか食卓でのシーンとか、強烈なインパクトを残しますので、家族と見てるとちょっと気まずかったりもします。

冒頭の出所するシーンで、クリスマスの衣装を着た教会の支援者が捨てるコーヒーとか、伝道師の顔や髪型とか、いやらしい感じでうまいこと見せてくるなと感心します。

復讐していくシーンで、ビニールカッパを着て一列に並んで座ってる絵づらもいいし、ビニールシートに溜まったのをバケツに入れたりするとことか、いいシーンがたくさんあるんですよね。

ですが、ストーリーでは、クムジャさんと真犯人の接点や関係性が薄いし、周囲の人を巻き込んでいくのも少し散漫な感じがしました。
せっかくのチェ・ミンシクもゲスさをもっと露わにして欲しかったなー。

オールドボーイからのオ・ダルスやユ・ジテ!とか、復讐者に…からのソン・ガンホとシン・ハギュンがコンビで登場とか嬉しすぎてテンション上がるし、復讐者に…でペドゥナが言ってるセリフがそのまんま出てきたりもするんですよね。
見た人は、あっ!♡ってなるサプライズ感がありました。

そんなこんなでなかなか楽しく見れました。

102
たましいのすくい 白い
テンポが合う
たいち

たいちの感想・評価

3.3
虎視眈々系復讐劇。

復讐三作の1つで、女性主人公ものです。

復讐したところで、失った人は帰るわけもなく、そこはかとない哀愁が漂う。
良くも悪くもなかったかな
n2

n2の感想・評価

3.7
2日連続でパクチャヌク監督作品鑑賞

復讐を扱ってるからシリアスな雰囲気もあるんだけど笑っちゃうようなシュールな演出もあって面白かった
なんか演劇っぽいっていうか、銃とか小道具みたいだし

イ・ヨンエが凄い綺麗、特にベッドでタバコの煙被るシーンが最高に美しい
般若?の顔も良かった

クムジャさんの心情がよく分からなかった、表情もイマイチ読み取れなくて、

重い場面の後割りとすぐに面白おかしいような場面になったりするチグハグな感じが印象的です



どうでもいいことですけど食事中に始まったセックスシーンがちょっと引っかかりました、終わった後普通にご飯食べ始めるし、、食ってからやりゃいーのにって 笑
レク

レクの感想・評価

3.7
パク・チャヌク監督による復讐三部作3作目。

魔女のような邪悪さの奥にある天使の顔。
冤罪で服役した婉美な復讐の女神。
二面性を意識した白と赤のコントラストで表現される祈りと赦し、私怨と救済。
"時間"の使い方を巧みに描く人間味、復讐心に駆られた女性の"親切さ"とは一体誰に対する恩寵なのか。
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