うりぼう

マイ・バック・ページのうりぼうのネタバレレビュー・内容・結末

マイ・バック・ページ(2011年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

 BS日テレ 日曜映画

男泣く。真夜中のカウボーイのダスティン・ホフマンの泣くシーンがいいと忽那がいい、主人公は、旧友との思わぬ再会で涙に濡れ、エンディング。青春の蹉跌か。

石橋杏奈は、活動家の彼女。訳の分からないまま、巻き込まれていく感じがいい。

学生運動の残渣の中、運動を横目に見て、ジャーナリストとなった負い目の妻夫木と運動から弾き出され、燻る想いを過激な活動にぶつける松山。

それぞれの葛藤と決意と挫折。一世代前の映像感と聴きづらい音響が70年前後の雰囲気を出す。

泣ける時代を持つことができた彼は、幸せなのだろう。
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