日向子

生きてるものはいないのかの日向子のレビュー・感想・評価

生きてるものはいないのか(2011年製作の映画)
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わけわからん。五年前くらいに見た。もどかしいおそろしい夢を見ているみたいだった。食パン一斤を体育館の舞台で貪る男の人が忘れられない。
映画ってなんなんだろ。どうやってみればいいのか最近わからん。軽い現実逃避に使ってそれで十分だったのに。知ることって時に人を臆病にさせる。もう満足 だからじゃなくて もう希望はみえなくて の意味で もういつ人生終わってもいーや 悔いや無念で彷徨ったりしない この先それなりで生きてくんだ それなりで使えない仕事ぶり それなりでつまらない人生 もう誰にもときめけない 馬鹿馬鹿しいけどそれほどに私は多分純粋だった。まったくいい意味なんかじゃなくって。自分で自分殺すほどの穢れ無さ。他力本願で 早く終ってしまえって 呑気に構えてる。
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