鍋レモン

ベンの鍋レモンのレビュー・感想・評価

ベン(1972年製作の映画)
3.7
⚪概要とあらすじ
1972年のアメリカ合衆国のサスペンス映画及び動物を扱ったパニック映画。

街をパニック状態に陥し入れる恐怖のねずみベンと孤独な少年ダニーの間に芽生えた友情を描く。

⚪セリフ
「君は生涯の友」

⚪感想
2作目。

全体的には前作と変わりないけれど、ラストが真逆のテイスト。
ベンの演技力でラスト普通に泣いた。

ベンは悪いやつやいじめる奴には攻撃をするけど友達として扱ってくれる人にはとことん優しい気がした。

『ウイラード』『ベン』とネズミが人を襲う映画ではあるもののネズミの可愛さが満点すぎて悪者人間全員食われてしまえと思ってしまった。

ネズミの繁殖力えげつない。

ダニーのお姉ちゃん最初は冷たい子なのかと思ったら弟思いの素敵なお姉ちゃんでほっこり。



⚪以下ネタバレ


心臓手術を受け、周りの子供のようには外で遊べず友達の居ないダニーの元に現れたベン。自然とダニーとベンは友達に。
ダニーをいじめていた男の子がベン率いるネズミに襲われるシーンは普通にざまあみろ。
警察たちが仕掛けた罠の仕掛けを教えてあげたり、殺そうと計画していることを伝えに行くダニー優しいな。

火炎放射と水放射という容赦ないやり方でネズミを駆除。
ネズミたちはみんな死んで終わりかと思っていたらボロボロになりながらダニーの家にベンが来て涙腺崩壊。

心臓手術を再び行わなくては行けないが死ぬ可能性もあるダニーと警察たちの攻撃によって弱々しいベンという似たもの同士。
ダニーが涙ながらにベンを治療し始めたところで物語は終わってしまうんだけど…。
本物のネズミを使っているだけに痛々しい。

⚪以下ストーリー(Wikipediaから引用)
ウイラードの死体が家で発見された。状況から、ネズミに襲われて死んだものと判断され、続いてパトロール中の警官が襲われた。巡査部長のカートランドは市全域に非常線を張ったが、ネズミ達の行方は分からなかった。

その頃、ウイラードの家のすぐ近所に住んでいるダニーという少年が、家に入ってきた一匹の黒いネズミと出会っていた。病弱で友達がいないダニーにとって、そのネズミはかけがえの無い友達となったが、やがてダニーは、そのネズミが、警察から追われているベンであると知った。だがダニーは逆にベンたちにも生きる権利があると思い、母や姉のイブ、そしてカートランドにもベンの存在を隠し通した。ベンもその事を理解した様子で、ダニーだけは信頼していた。しかし、ベンを追う者たちの手は次第に伸びてきていた。

⚪鑑賞
GYAO!で鑑賞(字幕)。
鍋レモン

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