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ウォーキング・トールのmc52のレビュー・感想・評価

ウォーキング・トール(1973年製作の映画)
3.7
閉塞感漂うアメリカの片田舎、これが60〜70年代なんだから、つまりは現代からは考えられないほどの田舎で無法地帯であることは容易に想像できる。
保安官から司法まで賄賂に染まってるし。

そこに現れるヒーロー譚なのだが。
わかってる!勧善懲悪のヒーロー物だとわかってるけれども、それでも、ガッツポーズと涙が止まらない感じはたまらん。

事実を元にの典型的パターンで実際誇張された話であろうけど、それでもかまわん。

本来は家庭を顧みろやってなるけど、それさえもいとわない感じが良いじゃないの、不器用なんだもの、ただただこの人を賞賛するだけなのは危険なことだとはわかっていても、こういう英雄もとい正義キチガイに憧れを抱くことを止められない部分もあるよ!

これはこれで良い!こういうのもあっていいんだよ。

個人的な趣味で言えば60年代70年代古いアメリカ車をそれこそ70年代の田舎というロケーションで見る事だけでもヨダレものである。
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