キャッスルグレンギャリ

サハラ戦車隊のキャッスルグレンギャリのレビュー・感想・評価

サハラ戦車隊(1943年製作の映画)
4.0
U-NEXTで鑑賞。たしか小学生の頃(なので50年位前)、昼間の洋画劇場で偶然観、面白かったという記憶が残っています。まだハンフリー・ボガートがどれだけのスターであるか知らない頃です。
そのボギー、私はカサブランカより本作の方が好きです。気障じゃなくて、現場をひっぱる、頼れるボスという感じ。
アメリカ人、イギリス人、フランス人、ドイツ人、イタリア人、スーダン人が登場し、英語を通じてコミュニケートしている。戦闘中合図で休戦して話し合いの交渉する。ならば打ち合い殺しあわず外交交渉で決着をつければいいではないか、と思ってしまう。公開が戦時中ということもあり、ドイツ人は同じ枢軸のイタリア人から見ても卑怯者、悪者に描かれているが、ドイツ人はどんな気持ちでこのような映画に接しているのだろうか。