昨日、世界一受けたい授業にポン・ジュノ監督が出てまして。香川照之と蒼井優と昔お仕事したんです的なことを言ってまして。
調べたら2008年にショートフィルムを撮っていましたので、早速鑑賞してみました。
東京をテーマにショートフィルムが3本入ったオムニバス作品。3作目のシェイキング東京がポン・ジュノ監督作品でした。
眠気と戦いながらの鑑賞…
言うほどTOKYO感はあまりない…「東京」じゃなくて、ブレードランナーばりの「TOKYO」を期待してたのに…
1本目
「インテリアデザイン」
ミシェル・ゴンドリー監督
加瀬亮、伊藤歩、妻夫木聡、大森南朋、光石研…何気に豪華キャスト…主人公の女優さんは存じませんでしたが、すごく魅力的な目をしてました。何者でもない目、の演技が巧い。
性格悪いイケメンを演じさせたら、ほんと妻夫木聡の右に出る者はいないと思う。
終始主人公カップルにイライラしてくる。生活力のない大人というのは見てて辛いものがある…
2本目
「メルド」
レオス・カラックス監督
難解過ぎていちばん眠かった…ゴジラにジョーカーを出してミッドサマーで割った感じ？
異なる文化に対する嫌悪感、戦争の悲劇のスパイラル、およびカルトの誕生…みたいな主題だったのでしょうか…眠すぎて2日に分けてなんとか鑑賞。
ニュース番組のタイトルが雲（🕷）は笑うしかない。
こっちはモザイクなしのちんちんが出てきます。
3本目
「シェイキング東京」
ポン・ジュノ監督
香川照之、蒼井優、竹中直人、荒川良々、松重豊、これもめちゃ豪華俳優陣。
日本版パラサイト？家の中のカットといい、カマドウマといい、ピザ箱の壁といい、坂道の車道の構図といい、パラサイトで出てきたイメージがたくさん。
ボーイミーツガールですね。いや、おっさんミーツガールか。いわゆるセカイ系でしょうか。
もしも、東京の住人がどんどん引きこもりになる病気に罹っていったら…3つの中で断トツで好みです。この設定で2時間の長編を観たいくらい。
