赤いジャケット

ハロルド・スミスに何が起こったか?/ミラクルショー ハロルド・スミスに何が起こったか?の赤いジャケットのレビュー・感想・評価

3.0
ピーター・ヒューイット監督の【ハロルド・スミスに何が起こったか?】を観ました
ちなみに原題は【Whatever Happened To Harold Smith?】で1999年公開の映画です
ピーター・ヒューイットは実写版【ガーフィールド】や【ビルとテッド】シリーズの二作目を監督したりしてる人ですね
1977年、映画【ショート・サーキット】のジョン・バダム監督が映画【サタデー・ナイト・フィーバー】を世に送り出し、世界はディスコブームに沸いた
またその年はセックス・ピストルズがファーストアルバム「勝手にしやがれ」を
クラッシュがファーストアルバム「白い暴動」をリリースした年でもあった
そんな時代を背景に、【ハロルド・スミスに何が起こったか?】はイギリスの都市シェフィールドを舞台にスミス家の日常を描いた映画ですね
流行り物に感化されやすい息子ヴィンス、売れないマジシャンの兄、まだまだ遊び足りない母親、テレビとパイプが生き甲斐の父親ハロルド
家族にとってはハッピーエンドとは言い難い終わりを迎えるんだけど、そこが魅力的な気もする
あくまでも父と子に焦点を絞った映画なんですかね
名作というよりは佳作、観終わると何故だかディスコへ行きたくなっちゃう