ニクガタナ

BATON バトンのニクガタナのレビュー・感想・評価

BATON バトン(2009年製作の映画)
2.8
プロデュース&脚本岩井俊二、監督北村龍平のコンビで制作され、横浜開港150周年イベントで華々しく上映されたヘッポコロトスコープSF。NHKとか官公庁系に受けがいいイメージの岩井俊二に誰が頼んだか知らないが、行政の金やりたい方向にいいように使われてお粗末。実写での表現が難しい内容をいろいろ盛り込んだ身のないファンタジックストーリーにゲンナリ。海外スタッフによるロトスコープが雑。日本人の顔は目鼻立ちぼんやりしてトレスしずらかったと見えて、体はぬるぬる動いても表情変化に乏しく、気味が悪い。豪華キャストが無駄。キャラにまったく魅力がない。
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