リアルタイムで映画館で観ました。
ストーリーとしてはそれなりに楽しめました。
人気のない場所でトランスフォーマー同士が会話してたりするのは、まるで玩具どうしが夜中に会話をしているようで、本当に夢のあるシーンでした。
シャイア・ラブーフ演じる思春期の主人公が、両親に部屋で何をしているのか?と尋ねられる、ちょぃエロネタのワンシーンさえ入れなければ、小学生からでも親子で楽しめる映画になったのになんでだろう?と感じたりもしました。
そして、SF大好きな私にとって、以後、このシリーズは
《決定的に受け付けられない》
作品となりました。
それは
《《トランスフォーマーがごちゃごちゃし過ぎてる!!》》
でした。
自分にとって、映像の可能な限り画面の全てを取り込もうとする、写っている全てのモノを観たいという欲求&強迫観念があります(実際そんなことは出来ないということも分かっています)。
そんな自分にとって、トランスフォーマーの造形の細部まで目で追ってしまうのです…とにかく苦痛でしかありません…
あの隙間から見える部品が何か意味あるのか?
トランスフォームすると、どう組み変わるのか?
…みたいな感じで、一瞬でも気になった造形のことについて考えてしまうのです。
もちろんトランスフォーマーたちのボディを表現した、殆どのパーツが特別意味のないものであるというのも分かってはいます。
…ですが…ダメなんです。
むしろ、だからこそ余計にダメなんです。
探っても無駄と分かっている細部を観なきゃいけない…という苦行です(笑)
もうコンボイ将軍の顔だけで自分のメモリーはいっぱいいっぱいでした…。
もしかすると、トランスフォーマーたちがトランスフォームしなければ観続けられたのかもしれません…