「アルマゲドン」「パールハーバー」「バッドボーイズ2バッド」などのマイケル・ベイ監督、スピルバーグが総指揮の有名なTF劇場版。
映画の尺も異常なまでに長いというのに、とんでもない情報量を短いカットでぶち込んでいくマイケル・ベイの前衛的な映像美に酔いしれろ。
私は酔いすぎて吐きそうになりました。
あまりにも爆破シーンが多すぎるし、何よりも「このカット、細切れにしてやる!」アイアンハイドが制作陣にいそうなほどに所々に物切れでいれていくため、頭の回転が遅い私には一回じゃ理解できなかったよ。
しかし、終盤の盛り上がりっぷりは流石としか言いようがない。やっぱりあのはっちゃけっぷりはエンターテインメントとしてはしっかりできているのだろうか。
バンブルビー以外分からない人は多分分からないでしょう。どこでジャズが死ぬかも、というかジャズが誰なのかもわからないでしょう。
いいんです。分からなくていいんです。アメリカ軍とコネのあるベイさんによるかっこいいオスプレイの飛行シーンを堪能していればいいんです。
オールスパークやらディセプティコンやらの歴史的な部分なんてどうでもいいんです。
そういう意味でもマイケル・ベイ映画としてしっかりと堪能できる作品であると思います。