おじぇに

砂の女のおじぇにのレビュー・感想・評価

砂の女(1964年製作の映画)
3.2
原作好きなのでイメージが頭の中でできちゃってて…

映像化ばっちり成功だと思うけれど私のそれとは違ったなあ、とだけ。
水木しげるっぽい。それもわかるが。
楳図かずおバージョンだったんですよ私は。イアラの。
で、岸田今日子が安易すぎるのかな~

常に湿気った砂がまとわりついてジャリジャリするイヤさ伝わるし、
明るい閉塞感も出てます。

やっぱ肝は何で逃げないんだろう?っていうSF的な不気味さで。
うる星やつらとか私ほんと怖いんですけど、ああいう堂々巡りでキリがないような世界って一番おそろしくないですか?

だから、延々長尺で砂の世界を映し続けるのは、そうなんだけど
ちょっと飽きる。
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