なつ

風と共に去りぬのなつのレビュー・感想・評価

風と共に去りぬ(1939年製作の映画)
4.6
2019/06 追記
1年前の感想では生意気に「この女理解できない〜」的なことを言っていますが、今回午前十時の映画祭で4時間集中して大画面で映画見ての感想は、
めっちゃ良い時間だった…
ということ。
なんかもう、至福の時間でした。

内容については人生の巡り合わせというか、感情を扱うことの難しさというか、人間の愚かさというか、語彙力無さすぎて説明出来ないんですけど、なんとも言えぬ感覚になりました。

あ〜この企画終わってほしくないなあ。笑



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2018/04

正直ヒロインのスカーレット・オハラに全く感情移入出来ず、「なんなんだこの女。何がしたいんだ。」と自分には理解出来ない悪女っぷりに嫌になっていたが、見続けるほどどんどん物語に惹き込まれていって、最後まで夢中で見ました。

こんなに気持ちがすれ違うことがあるんだ、と驚きつつ、
私的には燃え上がるような一瞬の恋は所詮一時の夢で、温かい愛を育ててその相手と結婚したいなあと。

レットとスカーレットは愛し合っていたけど、スカーレットは情熱的な愛情を求め、レットは安らぎを求めていた。

それでも南北戦争で疲弊した地元、タラと残った自分の家族を守るためにぼろぼろになりながらも自らを奮い立たせて立ち上がる彼女の、尋常じゃない精神力には生命力を感じるし、わがままでたらしだけど、魅力的な女性には間違いないと思った。
なつ

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