リーリー

風と共に去りぬのリーリーのレビュー・感想・評価

風と共に去りぬ(1939年製作の映画)
4.7
あっぱれ‼️
この映画をみてスカーレットを嫌いになるひとなんているのかな。
と、思っていたらたくさんいたけど、、。そりゃあそうか。


彼女は意地悪で意地っ張りで、嫉妬深くて、、。
そして、どこまでも一途で、まっすぐで、自分で自分を呪いたくなるほど、自分の道しか進めない人。
誰かに笑われたり、バカにされたり、噂されたりしても、スカーレットはスカーレットとしてしか生きられない。

スカーレットの優しさや強さには無駄なものがない。自分のため。自分の大切な人のために。それだけ。
観客が見ていて、気持ちがいい優しさなんて持っていないし、応援したくなるような健全な勇気もない。
あるのは、スカーレットが選んだ道だけ。
だけどそれだけではなくて、この映画のすごいところは、スカーレットとは対極の人を親友として登場させるところ。。

この作者、なんなの⁉️スカーレットなんて嫌われてもいい。って思ってるよね。でなきゃわざわざ主人公のとなりにこんな人置かないです。でもだからこそ、こんなにスカーレットに感動するのだと思う。

、、、語りきれない‼️

ラストも素晴らしい。彼女の人生はこれから始まるんだ。と、思えた。
スカーレット万歳‼️
傑作❗️
リーリー

リーリー