現実逃避帰国準備

ライトスタッフの現実逃避帰国準備のレビュー・感想・評価

ライトスタッフ(1983年製作の映画)
3.5
『The Right Stuff』(1983)

実話に脚色されているというけど、大まかな歴史を楽しめながら学べて良かった。『Space Cowboys』(2000)は史実ベースに架空キャラクター&ストーリー。どちらの映画も、当時、宇宙へ行くのは人間が先か、チンパンジーかと笑いのネタにしていたという事は史実として入れてるね。「Russian Sputnik satellite」のアメリカへのインパクトは『October Sky』(1999)でも出てきた。ロシア(ソ連)に対しいちいち負けたくないアメリカって負けず嫌いな小学生みたいで幼稚だけど、そのおかげで今のNASAがあるw

物理学、超音速、ソニックブームなどに詳しい程、この映画を楽しめるだろうな。長い、3時間ちょっと。NASAのシーンが面白かった。

NASAマーキュリー計画がよく分かった。USAFのパイロットと、NASAの宇宙飛行士の2つ職種の話が同時に進んでいく。共通点もあるけど、テストパイロットじゃなくても、宇宙物理学の知識があって適正能力ある人達はいただろうけど「速い乗り物を操縦する」という事で白羽の矢が立ったんだね。USAFテストパイロット達だけじゃなく、US MarineとUS Navyのパイロット(Aviator)らも、強い精神力、身体能力とか、メカに強いと言う理由でリクルートされ、いろんな心身耐性テストで勝ち残った7人。次第に団結していくところが良かった。

エド・ハリス、デニス・クエイド、ジェフ・ゴールドブラム、みんな若い~

エド・ハリスが演じるJohn Glennが奥さんを守ってて素敵。幼馴染だったそう。