inazuma

HAZE ヘイズのinazumaのレビュー・感想・評価

HAZE ヘイズ(2005年製作の映画)
3.2
嫌な描写満載の体感映画。

鉄と歯のギリギリ音とかマジ勘弁。鉄の味が口いっぱいに広がるよう。『鉄男』の序盤にも鉄を咥えてギリギリやるシーンありましたが、塚本監督は本当に鉄が好物なようで。
ハンマーも地味に怖かった。振り下ろされてくるときのあの絶妙なアングルが効いてる。痛みが伝わってくる。
何よりあの狭い空間が一番嫌でした。

雰囲気は絶望感に満ちておりますが、
終わり方は良かったなー。

塚本作品では毎回思いますが上映時間が絶妙な短さでグッドです。本作の49分はとてもちょうどいい。まあ本作のような設定だとこれ以上引っ張るのは逆に難しい気もしますが。
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