シナトラありきで作られた作品なので、いかに彼が魅力的に映るかが総てでそれ以上を求めても的外れ。
とは分かっているのだが、あまりに締りの無いストーリー。と言うか必要なシーンをつなぐためにストーリーがある。
とくにロマンスとアクションが分離していて、私などはアクション主体で観たのでロマンスシーンは退屈でしょうがなかった。
脇役ではあるがスティーブ・マックイーンとチャールズ・ブロンソンのシーケンスの方が記憶に残った。
この2人を見ていてふと思ったのが
「あ、カップラーメンの謎肉だぁ」
メインの食材ではないのだが、なぜか美味しくて記憶に残る味。麺と一緒に食べてしまうのはもったいないので、探してピンポイントで食べる。
一杯に数個しか入っていないが、もし無かったら味気ない。
ってことで、基本的にアイドル映画と同じ趣旨で出来た作品なので、シナトラのファン意外は謎肉の美味しさを味わうと楽しめる作品。