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花荻先生と三太のhummingbirdのレビュー・感想・評価

花荻先生と三太(1952年製作の映画)
4.0
鈴木英夫の作品だと思って見るからかもしれないけど、急須を使ったサスペンス、画面の奥行きの使い方、ロングショットと接近したショットの組み合わせなど、センスの良さを感じる。
クライマックスはすごい長さ。「無防備都市」や「蜂の巣の子供たち」みたいで、やり過ぎてるのかもしれないけど、心をわしづかみにされる。

内容は三太のいくつかのエピソードで構成され、青大将にセンブリ茶を飲ませようとしたり、夫婦げんかの話など、ほのぼのだけでないのが好み。

脇を固めるのは、清水将夫、多々良純、左卜全などの豪華俳優。特に、当時夫婦だった加藤嘉と山田五十鈴が夫婦役で共演してるのは面白い。

「映画の中の子供」
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