じゅんP

シャッフルのじゅんPのレビュー・感想・評価

シャッフル(2007年製作の映画)
2.6
夫、そして2人の娘と不自由なく暮らしていたリンダはある日、仕事に出掛けた夫が事故死したとの知らせを受ける。悲しみにくれるリンダだったが、翌日、家には何事もなかったかのように夫の姿が。その後も、知らぬ間に医師から精神安定剤のような薬を処方されていたり、娘の顔に見覚えのない傷ができているなど不可解な事が頻発。

やがてリンダは、夫が事故死する前後の7日間がシャッフルされた状態で訪れていることに気付き…。

根本的なルールがなかなか作り手に都合よく設定されてます。話つくる段階は、このタイミングでここをリンクさせられるとか、このエピソードは順序逆だとこう見えるとか、めっちゃ盛り上がりそう。
その結果としてそれらの整合性がイマイチうまく取れてないことにさえ目を瞑れば、そして何が起きてるかはともかくなぜ起きてるかとかその辺が有耶無耶にされてることにも(重要じゃないといえば重要じゃないので)目を瞑れば、あぁ、あと外部から情報を得る手段がなぜか限られていて無理やり限定空間?を仕立て上げてる点にも目を瞑…えーと、何でこんなに擁護してるんだっけ?

娘の顔に傷ができた理由なんかもそうですが、おそらく作り手が意図していない箇所で「え〜!?」ってなる展開のオンパレード。サンドラ・ブロックと共にこの世の理不尽に振り回されるのがおそらく一番適当な見方。
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