友二朗

雨に唄えばの友二朗のレビュー・感想・評価

雨に唄えば(1952年製作の映画)
4.5
「雨よ降れ。笑顔で受けよう」

🍷Filmarks400本目🍷

煌めく讃歌。正に夢の舞台。

圧巻のタップダンス。
瞳の輝きがスーパースター。

なんて映画でしょう。
最近古き良きスターの映画に惹かれて観ているのですがこの作品は中でも眩しい。

自然と笑みと拍手が溢れました。

途中から流れた劇中映画「反逆の宮廷」のアクションシーン凄い。今より凄いかも。

悪態を吐きながらドラマチックな仕草を連続する"演技"が斬新。面白い。

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「舞台装置は揃ったわ。話してくれる?」

昔ながらの王道恋愛ドラマを散々俯瞰で扱いながらこの作品自体が王道恋愛ドラマになっている。そこに深さがある。

よっぽどの思い入れを感じる。

美しすぎると言いたいシーンがありすぎて疲れた。こんな画を自分には創れる気がしない。

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「法廷では黒。判事も君の味方」

途中にある女性のコーディネートを紹介するシーンの綺麗さ。

インパクトとかゴージャスさってやっぱりお洒落かも。その人の自信によって。

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「今夜は夜霧が重いようだから...」
「夜霧?僕には太陽が降り注いでる」
「chu」

「星の絶えるまで愛してる」

ジーンケリー×ドナルドオコナーが怪物。
友二朗

友二朗