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雨に唄えばのKeyのレビュー・感想・評価

雨に唄えば(1952年製作の映画)
4.2
ヤバイ!!これはヤバイです!!

フィルマークスを始める前はほとんど手を出さなかった70年代以前の作品。
まだまだ手にする時は少し躊躇してしまうのですが、先日観たLEONの劇中でレオンが映画館で今作を目を輝かせて観ていたシーンがとっても印象的で、もうすぐ梅雨に入る今が「雨に唄えば」にピッタリと今作を観てみました!

これは…
名作!確かに名作!!

サイレントからトーキーへの移り変わりを描いた今作は「アーティスト」を彷彿とさせる場面が多々あり、なるほど!雨に唄えばをオマージュしているのかな?嬉しくなります♪

自分の中では、じわりじわり面白くなっていく作品と冒頭から面白く引き込まれる作品があるのですが、本当に面白いと思える作品は後者で。
今作もオープニグクレジットからドキドキワクワク!一気に作中に引き込まれました!

まずキャストが魅力的!
銀幕のスター!主人公のドン・ロックウッド(ジーン・ケリー)
ジーン・ケリー!名前は聞いたことがある彼がとにかく魅力的で、ダンスも声もとっても男前でセクシーなんです!

ヒロインのキャシーは舞台女優を目指す?
新人女優。素朴な可愛さ爆裂!
可愛らしい容姿とは裏腹に柔らかで魅惑的な歌声にウットリ❤︎

そしてドンの親友コズモ。
とにかく明るく楽しい彼が素敵すぎ!
彼の顔芸やコミカルなダンスに心躍ります♪

キャストが良くてミュージカルでダンスも歌も最高だったら、それは名作になりますよ!
なりますとも!

舞台装置をバックにドンがキャシーに唄うシーンはロマンチックで、軽やかなダンスと素敵な歌に思わず笑みが溢れます。

そして観たことは無くても知っている、雨の中のあの名シーンはもう堪らなく好き!
雨は苦手な私だけど、彼の雨なんて気にせず唄って踊って幸せな気分は、観ている私まで幸せで楽しくなって♪とっても素敵なお裾分けいただきました!

あぁ、なんて素敵な映画!

いつもは憂鬱な梅雨が、今年は楽しい日々になりそうです♪
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