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雨に唄えばのwarderbrothersのレビュー・感想・評価

雨に唄えば(1952年製作の映画)
4.3
ー感想ー
1番驚いたのは、ストーリーや歌でなく、キレッキレのダンス。タップダンスがめちゃくちゃ格好いい。相当練習積んだんだろうなー。そして映画の歴史と進歩について学ぶこともでき、映画愛がさらに深まりました。大袈裟な表現は特に気にならず、むしろ好感が持てました。今でもわざと大袈裟な演技をする作品はありますしね。最近の邦画だと『7つの会議』とかそうかな?
不朽の名作とはこのことか!と思い知らされる素晴らしい作品でした。



ー考察ー
「renovation 」
何か新しいモノが始まるとき、古いモノは終わりを迎える。その際の適応力が社会で生きていく上で必要なんだと学びました。映画に音がつくようになった。それだけで仕事(地位)を失う人もいれば、生き残る人もいる。当たり前だけど、何かが変わる度に適応するのはかなり大変ですよね。映画に限らず世の中のモノ全てにおいて言えることだと思います。人間は何に対しても飽きがくる生き物です。常に新しい何かを求めています。自分の現状に満足することなく、常に向上心を持って生きていくことがこの忙しい世界でうまく生きていく鍵になるのではないでしょうか。
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