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雨に唄えばのMcQのレビュー・感想・評価

雨に唄えば(1952年製作の映画)
4.5
開始数秒で釘付け。秒殺でよだれ出る!、、なんとなく有名なシーンは覚えてるけど、まともに観るのは初めてかも。

ニューシネマ突入前って事もありベタではあるけどそれも味。演出に頼らない〝個人芸〟のレベル高過ぎて圧倒される!「舞台装置が無いと私はポンコツだ!」みたいな台詞が出てくるが、彼らにそんな物は必要無い!、、ジーン・ケリーのタップダンス、傘回しテクには脱帽だ。相方のドナルド・オコナーがこれまた踊る為に生まれたような脅威の身体能力である。(彼の顔芸はアメリカ人なら間違いなく大爆笑!)これぞ〝スター映画〟である。

これを観てしまうと「アーティスト」はミュージカルシーン抜かせばオマージュというよりほとんど〝リメイク〟と呼べちゃいそうだ。「ラ・ラ・ランド」の駐車場のシーンは本作のオマージュだろうか?
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