抹茶マラカス

雨に唄えばの抹茶マラカスのレビュー・感想・評価

雨に唄えば(1952年製作の映画)
3.0
シネマトゥデイが金曜の23時からYoutubeで始めた名作映画の無料公開枠、金曜レイトショーをご存知だろうか。
前後に解説的なのあるし、宇多丸さんのAbemaロードショーのことも考えれば、私は見たことないかつての映画のテレビ放映の形を映画関係者の方々は望んでるのかもしれない。

というわけで本作。言わずと知れたミュージカル映画の金字塔。
 無声からトーキーになる過程で演技だけでなく声も必要になる、というアプローチからの映画を作る事、の話はとても面白かった。ただ、ミュージカルは無理だ!からの吹替れば解決だ!は、別に劇映画のタイミングでもアフレコを導入すればマイクがどうこうせずに済んだのではないだろうか…。
 名曲「Singin' in the rain」は素晴らしいが、全体的に単調なミュージカルシーンやダンスだけのシーンも多く、物語的には停滞がすさまじくてもっと短くシンプルにストーリーを作ったりできた気がする。この辺はミュージカル映画自体への順応不足もあるとは思う。
 っていうかこれほどまでにミュージカルシーンも凄まじいのに、彼らはトーキーを否定する側の人間でもあった、っていうのも納得いかないなあ…