ミミック

雨に唄えばのミミックのレビュー・感想・評価

雨に唄えば(1952年製作の映画)
3.7
サイレント映画のドル箱スターでありカップルでもあるドンとリナ。リナの一方的な愛に心が離れたドンは駆け出し女優のキャシーと恋仲に。時代はトーキー映画に移行期、ドン&リナのサイレント作品をトーキーに作り替えることを画策したドンと親友のコズモ。しかしリナの声が高く歌も歌えないため、苦肉の策でリナの声の吹替をキャシーにやらせることを思い付く。

テレビ放映が減ったなかシネマトゥデイのYouTubeチャンネルで最近始まった金曜ロードショーはコンテンツとして期待できる。

ジーン・ケリーとドナルド・オコナー(とヒロインのデビー・レイノルズ)の息の合った重力を感じさせないタップダンスは永遠に見ていられる。足技をじっくり見せるのにカットを割らずに全身を映して追いかけるカメラワークは最適解だと分かる。

シーンだけは何回も見ていたが実際は、物事が立ち行かなくなったときに起死回生のアイデアが浮かび好転する気配を感じたところで歌う「雨に唄えば」は気持ちの流れを知って見ると更に味わいが増す。

コメディとは言えヘビ女って言われたり大女優のリナに対する当たりが結構激しい。
ブロードウェイの妄想ミュージカルシーン豪華だけど少し間延び感はあった。
ドンとコズモが発声教室に通って早口言葉を習うミュージカルシーンがお気に入り。