manami

雨に唄えばのmanamiのレビュー・感想・評価

雨に唄えば(1952年製作の映画)
-
スターウォーズのレイア姫(将軍よりも私にはやっぱり姫の印象の方が強し!)を演じきったキャリーフィッシャー。彼女が亡くなった翌日にその母親も急逝し、そしてその母親はデビーレイノルズという女優だったことを今さら知り、デビー出演ということで今作を鑑賞。
三人の持つ傘に名前が出るってオープニング、好き。表情もとっても良くて、何やら楽しいことが始まりそうという期待を抱かせてくれる。
お目当てのキャシーは小動物的な愛らしさ。クライマックスのピンクのドレスがとってもお似合い、妖精のよう〜。
ドン、ケーキからジャジャーンって現れたキャシーにしつこくつきまとうの、なかなかウザイ。でも急にキャラ変して素直になってからは、なかなか可愛いヤツじゃないの。
コズモーは冷静で現実的なキャラかと思いきや、突然のドタバタ一人芝居にビビるわ。壁に打ちつけられた人形みたいのが不憫。そして演じるドナルドオコナーがめちゃくちゃキレイな瞳で鼻高くて小顔で、Matt化要らないレベル。
この三人と、リナというなぜかバッグを常に手放さないワガママヘンテコボイスレディがメインの、ミュージカル映画を作るというストーリーのミュージカル映画。
本筋と関係ないミュージカルシーンが異様に長いから、ミュージカル自体が好きな人じゃないと退屈に感じてしまうかも。お芝居やストーリー性よりも、歌や踊りを楽しむための作品かな。
私はミュージカル好きなのでそれなりに楽しめたし、かの有名な雨に唄うシーンはさすがに素晴らしくて感激。撮影所の倉庫みたいなとこでキャシーとドンが歌う場面も美しい。それと三人で「おはよう」って歌いながら階段を降りてくるの、あの脚の動きどうなってるの?CGみたい!
あと興味深いのは、トーキー映画初期の録音方法。本当にあんな大きいマイクを衣装に隠してたのかな?

320
manami

manami