Oto

雨に唄えばのOtoのレビュー・感想・評価

雨に唄えば(1952年製作の映画)
4.2
何度でも観れるな...「ミッキーマウジング」ってやつだけど、ミュージカルは音楽以上にアクションのシンクロと豪快さが大事だなぁと実感する。コメディアンの笑わせろとかモーゼとかマジで圧倒されてしまって、映画の世界が壊れる瞬間とか「この世は私たちのもの」という万能感を偽物と認めた上で楽しめて、現場の全員がめっちゃ楽しんでるのが伝わる。

録音が上手くいかない・試写会の失敗とか映画の裏側の小ネタ芸が大好き。音を使った表現がどれもオリジナリティが爆発しているし、編集も勉強になるし最高。
脚本が型を守っているもののバランスを壊しまくっていて、あぁ見せたい部分に好きなだけ時間を割いていいのだなぁと感じた(第三幕、特に現代劇パートが特に長くて驚く)。お楽しみ・ミッドポイントが極端すぎてやばい。弁護士理論は滅茶苦茶だしクライマックスもオチも急だけど、そんなことどうでもよくなってしまう多幸感。


・傘と雨&舞台挨拶
・いつも威厳を(?)
・パートナーのピアニスト、好きじゃない共演相手に好かれる
・舞台女優が人気者の自分に興味がなく貶される
・無言劇はパントマイムに過ぎないと自信をなくす
・仕事を失ったキャシーを気にかけるが実はリータが仕向けていた

・プロデューサーがトーキーを無茶振り
・トーキーブーム。キャシーがスタジオに入ってきて親密に、リタに秘密。ミュージカル映画を思いつく(パントマイムを受け入れてキャシーでアテレコ
・雨の中で踊る、コズモも昇級、吹き替えが成功
・声を奪われてリータが怒る、宣伝部はバラさずに報道
・今後も吹き替えをやらせようとする、ドンも辞めさせる 
・スピーチさせる、急に歌えと客に言われる
・キャシーに命令して吹き替え、怒らせる

・幕が上がる、男が歌う、キャシーを紹介
・雨に唄えばでキス
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