タンゴール

雨に唄えばのタンゴールのレビュー・感想・評価

雨に唄えば(1952年製作の映画)
4.8
ミュージカル映画の最高峰、まさに神映画。
とにかく、タップダンスが素晴らしすぎて、目を奪われっぱなし。
特に、ジーン・ケリーとドナルド・オコナーの親友コンビのタップのシンクロ率は空前絶後。
何度でも見たい。
ダンスだけで言えば、ジーン・ケリーよりドナルド・オコナーの方がすごい。
ドン、コズモ、キャシーの3人で歌い踊るシーンで、ソファをすっと倒すところが好き。何気なくやっているが、どれだけテイクを重ねたのだろうかと、想像してしまう。

この神映画を、大スクリーンで見ることができて、至高の体験でした。
ただ、リナの高い声がちょっと気に障ったのでマイナス。
もっとも、わざとこんな声なんですけどね。
ジーン・ヘイゲンは普段は普通の声です。
https://trailers.moviecampaign.com/actor/1960
この時代は、女性は落ち着いた低い声が好まれたのですね。
あと、トーキー映画が最初は下品とか変とかさんざな言われようなのも、おもしろい。
今では当たり前のことも、最初は抵抗があったということか。
今抵抗のあることも、そのうち当たり前になることがたくさんあるのだろうな~。

裏話がおもしろhttps://ameblo.jp/hokuto31313131/entry-12264959491.html
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