バナバナ

父と暮せばのバナバナのレビュー・感想・評価

父と暮せば(2004年製作の映画)
2.6
1948年、原爆投下から3年後の広島が舞台。
思っていたのとは違い、ほぼ、宮沢りえと原田芳雄の二人芝居による、膨大な台詞劇だった。
原作は井上ひさしの戯曲だそうで、だからなのか!

でも、宮沢りえは息が漏れるような話し方なので、日常生活の早口でしゃべるシーンがバリバリの広島弁なのだが、何をしゃべっているのか分かり難かった(私の父の出身は広島なのだが)。

そして何より、演劇として観るなら良い作品だと思いますが、なんでそのままで映画にしたの?
『異人たちとの夏』みたいな映画的な構成にも出来たと思うのに、まんま演劇だな…と思いました。
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