Yoshishun

片腕マシンガールのYoshishunのレビュー・感想・評価

片腕マシンガール(2007年製作の映画)
3.7
短評

井口昇監督が海外資本で挑んだジャパニーズバイオレンスムービー。ヤクザに弟を殺され、左腕を斬り落とされた女子高生アキが、失った片腕にマシンガンを装着し復讐するまでを描く。

日本製スプラッターものとしては、遊び心タップリで娯楽性高め。冒頭から鎌を振り回し、顔面マシンガン乱射、中盤には人指寿司、片腕天麩羅ガール、クライマックスでは遺族戦隊と本筋と関係のないとこでゴアゴアお馬鹿スプラッターを炸裂させる。異常なまでの噴血描写も笑えてくる。

ただし低予算である以上、マシンガンなどのガジェットの多くは作り物感満載で、中学生だろうが容赦なく殺戮するので観る人によっては不謹慎極まりないのは間違いない。日本では作れないタイプのスプラッター映画ではあるものの、正直天麩羅ガールの時点で結構満腹状態だった。
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