キッチー

スパルタカスのキッチーのレビュー・感想・評価

スパルタカス(1960年製作の映画)
3.6
ローマ帝国を相手に戦った奴隷たちのリーダー、剣闘士スパルタカス(カーク・ダグラス)の半生を描いたスペクタクル作品。

カーク・ダグラスは流石の存在感でしたが、キューブリック監督の方が年下ということで、よく喧嘩していたとか...その辺が作品に現れているのかな~。オープニングにキューブリック監督らしさが出ていると感じましたが、本編はあまり独特の感じはせず、ちょっと残念でした。
でも、奴隷の軍隊とか、大勢のエキストラを動員したシーンは迫力あり、大画面で観たかったです。
あと、ヴァリニア(ジーン・シモンズ)が、はりつけになっている夫に話しかけるエンディングは、インパクトありました。

197分と長い映画でしたが、前に観た映画のダルトン・トランボの脚本だったので、関心を持って観ることが出来ました。
時間とお金のかかっている映画ですね。


そういえば、最初と休憩時間、最後の音楽に映像が無いのは、演出なんでしょうか?最初、映像が出ないので、テレビ壊れたかと思いました(笑)
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