あかつか

積木の箱のあかつかのレビュー・感想・評価

積木の箱(1968年製作の映画)
4.0
増村保造にとって『セックスチェック第二の性』の次作にあたり、緒方拳が前作同様(?)、熱血漢を演じる

家柄もよく成績優秀、明朗快活な少年が、開始5分で大人全員を信じられなくなった末の大大大暴走

ジャケットだけ見ると、松尾嘉代と若尾文子が友達なのかと思いきや、まったく違う

つーか周りの女性がエロス過ぎて少年が気の毒な気もしないでもない

松尾嘉代(ジャケットは可愛いのに)、若尾文子(キャベツの千切り上手)、梓英子(妻妾同居生活に対して独自の反抗をしてて可愛い)

見終わった後に冒頭の朝食シーンだけでももう一度見て、嫌味と皮肉だらけの会話を繰り返し味わうのをオススメ
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