ピーターの凄まじい美しさ、そして遊びまくったアバンギャルドな演出がすごい。劣化したVHSじゃなく、綺麗な映像で観たら評価上がるタイプの映画だと思う。
「ゲイボーイ」の扱われ方が現代とは違う感じ(今で…
1969年。おもしろかったですね。ゲイバーの売れっ子・エディはママの愛人であるオーナーと密かに付き合っている。ある日街中で見かけた奇ッ怪な葬列と、オッサンにナンパされて逃げ込んだ奇妙なパフォーマン…
>>続きを読む2018年、九条シネヌーヴォ「松本監督追悼イベント」で鑑賞。
実験映画なので当然あまり意味はわからなかったけど、でも現実なのか虚構なのかみたいな内容でドグラマグラに通ずるものがあった。セリフを何度…
マリファナを吸い回してトリップしたままどんちゃん騒ぎする場面のぐるぐるした雰囲気とカメラワークがいい。カットしないで倍速で垂れ流すのは時計じかけのオレンジっぽい。
時系列とメタフィクションの合わせ技…
昨年の松濤美術館の企画展で紹介されていた本作、ようやく観れた……!
1960年代にこれほど深くゲイの世界を描いた日本映画が生まれていたという事実がもう凄い。オイディプス王の話をゲイの世界に置き換…
このレビューはネタバレを含みます
話どうこうより時折挟まるキャッチーな編集が面白かった。話は月並み。いきなり吹き出しで罵り合いを始めたり、コマ送りみたいなケンカが始まったり、路上で見得を切ったりと急に挟まる謎の演出が楽しかった。い…
>>続きを読む◎ 何とも残酷で悲劇的な、でもコミカルな異色な作品でした。さよならさよなら〜!
ゲイボーイを中心とした近親相姦作品。オイディプス王の話をベースに、パゾリーニのアポロンの地獄をオマージュ。
徹底的に…
かなり尖ったATGらしい作品で良い。時系列を入れ替えたり、カットと編集を駆使してノイズ音にvjみたいな映像を流すシーンが挿入されていたり、カメラを向いて話したり、役者が役について語ったり…メタ的な構…
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