EnoTaka

マイ・マザーのEnoTakaのレビュー・感想・評価

マイ・マザー(2009年製作の映画)
3.9
「胸騒ぎの恋人」に続いてグザヴィエ・ドラン監督作品を鑑賞。普通に面白かった。やっぱりすごいね。彼にしかない視点で彼にしか描けないものを表現している。なんかすごく哲学的で奥が深い。そしてノスタルジーを感じさせる。ストーリーもなかなかインパクトが強い。かなりこじれた青春。でも親との距離感とか、なんかすごく分かるなぁっていうところもあったり、難しいなぁって思う部分もあったり。主人公の二面性がある感じはなんか人間のリアルを見たような気分になった。あと空想の世界の描写が印象的。なんか考えさせられる。いい作品だった。
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