ブタブタ

X-MEN:ファイナル ディシジョンのブタブタのレビュー・感想・評価

1.0
『silent』見てて思うのは川口春奈さん演じるヒロインて紛うことなきクソ女だけど脚本や演出、周りのキャラクターによって視聴者にクソ女だと思わせない事に成功してるのが見事。
で、Xメンにおけるジーン・グレイ何ですけど原作では絶対的ヒロインらしく映画でもそのままヒロインにしたけどコレが失敗で後々迄後を引く事になる。
強力なミュータントで宇宙滅ぼす(笑)程の中心メンバーなのにほぼ役立たたずの色恋沙汰関係のサークルクラッシャーでいつも騒動の原因のヤクネタ。
嫌われる要素てんこ盛りで何故これが〈人気キャラクター〉になると思ったのだろう?
人気ヒロインの座はあっさりミスティークに取られ(敵メンバー、モンスター属性で更に妹属性迄加わるミスティークって最強)
当然の如くMCU次のフェイズでのX-Men参戦も囁かれる中、ジーン・グレイの扱いはどうするのか?
映画では主役をサイクロップスからウルヴァリンに変更。
ただこの二人がジーン・グレイを巡って恋の鞘当てみたいなのはどう見てもシラケる。
本当に要らん要素。
ストーム役のハル・ベリー、後にアカデミー賞取ってもストーム役やってくれるってまるで売れた後も仮面ライダーやってくれる俳優の様。
現時点X-Men映画最高傑作の『ファースト・クラス』にはミスティーク役としてジェニファー・ローレンスに加えてカメオで嘗てのミスティーク役レベッカ・ローミン迄出て来るというのにジーン・グレイは影も形もない。
このファイナルディシジョンで描き済のジーンのダーク・フェニックス化がまた『ダーク・フェニックス』でやる。
『鎌倉殿の十三人』で菊地凛子が出て来た時「菊地凛子を擦るのはもういいんじゃないだろうか」と思ったんですがX-Menでジーン・グレイが出て来ると「ジーン・グレイを擦るのはもういいんじゃないだろうか」と同様の気持ちになる。
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