2度目の視聴。この初期3部作のなかではこれが一番面白いかな。
まず、ミュータントを治療の対象とみなし、「排除」から「同化」へと政策がシフトするところが興味深いです。もちろんこっちの方が悪質であるわけで、マグニート陣営は人間への憎悪を漲らすのですが、すすんで治療を受けようとするミュータントもいたりして、それぞれのミュータントたちが人間臭く描かれています。
新キャラも登場すれば(エレン・ペイジかわいい!)、重要キャラがばたばたと死んでいったりするのですが、ジーンが最強のミュータントであることが明らかになり、対立する両陣営の間でジョーカー的存在となって、事態の混乱に拍車をかけます。敵味方が入り乱れたクライマックスのアクションシーンは盛り上がるし、見どころは少なくありません。