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X-MEN:ファイナル ディシジョンのCHまちのレビュー・感想・評価

3.4
《作品概要》
人間との共存を願うミュータントの組織「X-MEN」は先の戦いによって、大事な仲間を失ってしまい弱体化が進んでしまう。その一方、世間ではミュータントを人間に変える新薬“キュア”が開発され、人間とミュータントの双方はやがて究極の選択を迫られることに……。

《感想》
本作で登場する新薬“キュア”によって、人間とミュータントの間に軋轢が生じます。キュアを受け入れる者、拒絶する者など様々な人の思惑がぶつかり合い世界は混乱を極める。その世界の中でX-MENやマグニートー、その他の人々は果たしてどのような決断を下すのかが本作のテーマでもあると思います。

とりわけ、本作は悪役の魅力が詰まった作品という印象を受けましたね。特に圧倒的リーダー格の悪役マグニートーが好きでした☺また、ジーン役のファムケ・ヤンセンも二重人格という難しい役を見事に演じ切っていたと思う。個人的にはマグニートーとジーン役の2人の役者にMVPを送りたい!

バトルシーンの迫力なんかもシリーズ第一作目と比べるとかなり向上しており、特にクライマックスの大乱闘なんかは迫力満点で観ていてとても面白かったです!

「旧三部作」は本作をもって、終わりを迎えたわけですが、個人的には前の二作に比べてこの作品が一番好きでした😄次回以降の作品も期待して観ていきたいですね!
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