演出もカメラもいい仕事をしている
スターを大勢出演させるために登場人物が多すぎる脚本になっており、筋が散漫になってしまっているところが残念
嵐寛寿郎の演技の存在感は見事
若山富三郎も発声からして存…
後世に映画作家になる人々は加藤泰の映画から20世紀の日本人の意識、義理、序列、規範、思惟を回想する
加藤泰
「緋牡丹博徒 花札勝負」
ただただ溜息漏れるばかりでした。
どうしてもそこで生きるし…
緋牡丹博徒3。構成や見せ場のカメラワークが良。熊虎の親分の出番が増えて嬉しい。大事に手繋いだ手を包帯で巻いてる笑。お龍さんのアクションも身体全体を動かしていてかつ体幹がブレない動きが強さに説得力があ…
>>続きを読む渡世修行を積むお竜は、名古屋の西之丸一家へ草鞋を脱いだ。その頃、西之丸一家は熱田神宮大祭の勧進賭博をひかえ大忙し。金原一家の組長金原は、勧進賭博を仕切る名古屋一の貸元の座を狙っていた。そんな折、お竜…
>>続きを読むオープニング前の人助けが後の展開に大きく関わるのがかっこよかった~ローポジションのカメラで足元を映し続け、人助けが終わったあとにやっと藤純子の顔が映るというのがいい。
その後もローポジションだらけ…
ローアングルで驚異の身体能力を見せるお竜さんにつかまれ、あとは一気に。
キマった構図や傘の反復。つくりものである事を貫く美意識がある。牡丹とヒロインへの焦点の合わせ方にしびれる。
藤純子は泥の中にす…
これ良い 緋牡丹シリーズで一番好き!!
とにかくこのシリーズは、監督が加藤泰という人になってから、ショットが決まりまくってて、かっこいいです。このショットで耐えられる、俳優たちの顔ぶれも凄いけど。…