おちよ

裏窓のおちよのレビュー・感想・評価

裏窓(1954年製作の映画)
2.9
脚を骨折したジェフは車椅子生活6週目。家から出れず窓から向かいのアパートの住人の生活をウォッチングして過ごす。
向かいの夫婦が喧嘩をした翌日から婦人が姿を消す。怪しい行動をとる主人。これは妻殺しだ!と考え、監視を続ける。

なんせ歩けないからね、2時間家の中から見える光景だけ。
窓から眺める裏庭、アパート、何部屋もの住人それぞれの生活が窓から見える様子。
向かい側だから住人の会話などは聞こえない。動きで想像をする。

透明ケースに土を入れて蟻が巣くった家を覗くようなやつ。あれを思い出した笑

一番の感動はグレースケリーの美しさとハイセンスな衣装
ドレスもネグリジェもグリーンのスーツもかわいくてかわいくて!
「彼女は金持ちで着飾っていいものばかり食べる女だ」みたいなこと言うから鼻に付くお嬢かと思いきや、ゴージャスな容姿と裏腹に行動派でたくましいリサ。
ドレッシー続きだったのに最後の衣装ではシャツにパンツ姿のカジュアルなリサ。
ギャップで更に好きになった。リサ最高。