Dumbo

裏窓のDumboのレビュー・感想・評価

裏窓(1954年製作の映画)
4.2
母との会話は連想ゲーム…


病気の後遺症で失語症の母は
なかなか言葉や物の名前が出てきません。

ヒッチコック映画は若い頃によく観たようで、
ある日、どの映画を観たかっていう話をしてたんですが、
どんな映画か思い浮かんでいても
そのタイトルは
全部「アレ」になってしまいます(笑)

そんな連想ゲームのようなやり取りの末に、

ヒッチコック映画で母がおもしろかったと言っていたのはこの映画だとわかりました。


観てみたら、この作品も
“連想ゲームのようなサスペンス”でした。

窓から見える情報をつなぎ合わせて、
「殺人が行われたのでは?」
と推理していくサスペンス。

その情報は、
ポータブル覗き穴=双眼鏡
を使って、
ウインドウ・ショッピング=覗き
をして得られたものです(笑)

他人の家を覗き見るという
罪悪感と好奇心。
見てはいけないと思いながら窓から目が離せなくなったジェイムズ・スチュワートの気持ちもちょっとわかる。
彼は、ある事情で今動けない状態で、
一日中窓の外を見てるんだから、
余計に気になってしまうんですね。


愚痴を言いながらも結局協力してしまう看護師さんもよかった。


ジェイムズ・スチュワートとグレイス・ケリーの美男美女のうっとりするようなキスシーン…
のはずが…
ジェイムズ・スチュワートは窓の外が気になってうわの空…
そんなキスは嫌ですね💦



犯人は最初からわかっているし、
途中の展開がちょっと退屈だったので、
案の定眠くなってしまいました。

寝落ちするのはもう毎度のことですが…

今回も途中で何度も寝落ちしてしまい、
2回観直してやっとラストまでたどり着きました。


そんなわけで、もう一度観直す気力はなく、
ヒッチ監督のカメオ出演がどこのシーンなのか、今回は全く分かりませんでした…

知っている方、
ネタバレかけて教えてください🙏




Rear Window



2023年9月、地上波で再鑑賞。
今回は寝ないで(笑)集中して観たら、前回観た時よりおもしろかったので、スコアアップしました。
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