パルクールな奴

裏窓のパルクールな奴のレビュー・感想・評価

裏窓(1954年製作の映画)
4.5
大学の講義で鑑賞したのでレビューを書きます。

少し前にヒッチコック作品「北北西に進路を取れ」を鑑賞しました。
レビューを書こうかと思いましたが周りの方のレビューレベルがとても高く気が引けて書くことを忘れてました。(フォロワーの方達スゲェ!)

さて、この作品は片足を骨折して半年くらい動けないジェフが唯一楽しみである「窓からアパートの人たちを盗撮」することによって事件が起こる話。
この映画では主人公が行動することによって物語を進むという今までの映画概念を変えた作品。

終始ジェフは家から一歩も出ずカメラを片手に向かいのアパートを盗撮しており、アパートの住人達が物語を進めている作り方は異様だった。
ヒロインを演じたグレースケリーがとても美しいのもこの作品の魅力とも言える。

自分に映画を教えてくれた監督が言った「変態が面白い映画を作る」という言葉も段々分かってきました。
ヒッチコックは稀代の変態であり稀代の天才映画監督だと思います。