いきなり登場したヒューグラントの顔立ちがノーブルで美しすぎて…主役のモーリスも風景も目に入らず、ひたすら彼ばかりを追ってしまいました✨
タレ目のおじさんになっちゃったヒューグラント…若かりし頃の輝くような美貌を再認識です😍
モーリスの膝枕でまどろむクライヴ=ヒューグラント…髪を手櫛でとかされるシーンの色っぽさにドキドキ💓
お互いを思う気持ちは強くても、自制心が邪魔してプラトニックなままで終わった2人の関係。
裕福な貴族のクライヴは、両親の薦める女性と結婚し、髭を蓄えた常識人?となり突然魅力をなくす。そして自由人のまま生きるモーリスが俄然魅力的になる。
クライヴの館の使用人アレックに愛を告白され、抜き差しならない関係になるモーリス。成就しなかったクライヴへの思いはアレックに転嫁され、ドンドン気持ちは深まっていく。
あの時代、同性愛は忌まわしい罪でしかない。しかも彼らが生きるのはイギリスの上流階級…自分の性癖に苦悩し治療まで受けるモーリス。
大学時代の思い出として現実世界に迎合したクライヴと違って、ピュアなモーリスは悩み続ける。
LGBT映画の金字塔と言われる今作。今見ても色褪せない。何より出演者が魅力的。
悩んだ末に自分の気持ちに素直になる事を選んだモーリスと、常識的な日常に気持ちを埋没させてしまったクライヴ…どちらが幸せだったのでしょう。