モーリスの作品情報・感想・評価

「モーリス」に投稿された感想・評価

あの時代には犯罪者になりうる行為。安定した生活を送りたい人にとっては愛を投げ捨てる方を選ぶかもしれない。クライヴの考えもわかるが、モーリスの苦悶は見てて心が痛む。

クライヴもラストの方で、モーリスへの気持ち、忘れることができなかったんだなと思った。
ボート乗り場でのシーンは良かった。きっとこういう2人が時代を変えていくのかな。。

原作も読みたい。
ぶぶこ

ぶぶこの感想・評価

3.8
恐らく27年ぶりに鑑賞。「あれ、前半でこんなにモーリスとクライヴはイチャイチャしてたっけ」と思うくらいストーリーを忘れていたので却って良かったです。
アイヴォリー監督の作品は、映像は美しいけど、ストーリーはオーソドックスなので、実は全体としては印象になかなか残らないんですよね。でも、ヒュー・グラントの美しさよ。
愛に生きたモーリスの
その後を思うと苦しい
マエ

マエの感想・評価

5.0
とっても良かった。

異性同士以外の恋愛を『禁断〜』等と形容するのも時代遅れな昨今。
モーリスの舞台は20世紀初頭のイギリス。
ゲイの治療(治療って!)が捗らないモーリスに、「イギリスは人間の本質を否定する国だ」と言い切り、他国へ移ることを勧める催眠療法士が印象的でした。
最終的に、全てを捨てても自分の愛とセクシュアリティを貫いたモーリス、胸が熱くなりました。

後半のモーリスとアレックの関係は、疑心暗鬼になることもやむを得ない状況の中で、どれだけ相手の愛を信じることができるか、観ている自分も試されている気がしてきて、ドキドキハラハラしました。
信じることの大切さ美しさを、強く感じました。

クライヴの繊細で愛ゆえの行動も、とても理解できて、ラストは切なく涙が出そうになりました。
美術も音楽も美しく、何度でも観たいと思う映画でした。

個人的に、冒頭の子供時代のモーリスが可愛すぎて、そこだけで50回位おかわりできそうです。
stsuch

stsuchの感想・評価

2.7
残念ながら途中、ちょいと寝てしまった。
ゲイ、という形にはなんら抵抗がないというか、そういう嗜好ということで普段からそれを珍しいこととも思ったことは一度もないが、映画としては自分にはちょっと退屈だった。当時の感覚としてよくわからなかった気がする。
どちらかというと、出てきた女性群のほうが問題だったかも。面白いとも思えなかった理由だったかも。
だーれもきれいな人がいなかったのと、同じような中途半端な顔のひとたちばかりだったのが残念だった感があった。
君子

君子の感想・評価

4.4
初めて映画館で観た。何もかもが綺麗すぎる。

個人的にはクライブの言ってた、プラトニックな関係だからこそ、同性間の恋も美しくいられるっていう感覚の方になんだか共感する。(単なる自分への言い訳、かつ、常識という刷り込みなんだろうけど。)

禁じられてるものや、手の届かないものの美しさは魔法。
うの

うのの感想・評価

4.2
最後のクライヴのシーンは泣けた。
クライヴとモーリス、どっちが正しいかなんてこの時代ではわからないと思いました。
ただ切なくて美しい。
しも

しもの感想・評価

4.0
デジタルリマスター版で鑑賞。
若かりし時に、単館上映専門の映画館で観たが、その時は何も理解できていなかったことが今回わかった。
時代背景、身分の差、地域性。それらを含んだ深い映画だった。

とはいえ、モーリス、美しかった…
kwr

kwrの感想・評価

3.5
4Kでの劇場公開版で見る。自分はあまりこういうリマスタリングっていうものを信用していなかったんだけど、1987年の映画にしてはかなり綺麗な映像になっていたので、なかなか技術は進歩しているんだなあと感じた。そのぶん音響の古ぼけた感じとのミスマッチさが気になったけど…。

この手の映画は何本か見てきたけど(途中で見るのが止まって配信終了してしまった『ブロークバック・マウンテン』含め)、この映画が一番直接的に同性愛者いかに生くべきか的な問題を正面から取り扱っているという印象だった。
「根は異性愛者なんだけれども、この相手とは同性愛関係、故にこの恋愛は特別でピュアなもの」という、ある種の危うい描き方(と自分は思っている)ではなく、根が同性愛者として生まれた苦悩をかなーりストレートに描いている(なおかつ現代よりも周囲の理解が格段に乏しい)ので、同性愛に悩む人とかが見ると励まされることもあるかもしれない。
全体としては二部構成、と言っていいのか、そんな感じなんだけれど、ちょっと後半話のテイストが変わってしまった(演出とかもうちょっとどうにかならなかったのか)部分もあり、後半いらないのでは?という気もしたんだけど、後半があることで話全体の筋が通る、モーリスとクライヴの対比が明らかになる訳で、まあ必要なのかな、と。
またもしかしたら見返したくなるかもしれない映画です。
猫

猫の感想・評価

3.8
初見です。
4K での期間限定リバイバル上映で鑑賞。
ヒューも、ベン・キングスレーも若ーい!

『イミテーション・ゲーム』
を思い出しました。
英国は特にcatholic系だから犯罪扱いになる。
だからクライヴが逃げた気持ちも
解る
…ズルいけどね。
与えられた価値観・概念を壊すのは本当に勇気のいることだとしみじみ思います。
映像がとても美しかったです。

 2018.7.3 伏見ミリオン座にて鑑賞
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