「太陽ポカポカ。
芝はアオアオ。」
第二次世界大戦で日系アメリカ人だったミヤギは戦場で闘った英雄として表彰されていました。
その後、戦友の家で夕食をしている時、ジュリーという少女に出会います。ジュリーは交通事故で両親を亡くしていました。
ボーイズ・ドント・クライやミリオンダラー・ベイビーでアカデミー主演女優賞を受賞したヒラリー・スワンクがジュリーを演じます。
シリーズ3まではダニエルという男の子が主演でしたが、この回は女の子がミヤギから空手を習います。
監督もこの回だけはクリストファー・ケイン監督に変わっています。
ベスト・キッドは日系アメリカ人が第二次世界大戦で活躍をしたなど、日系人に対して敬意のある描き方をしているのが嬉しいです。
空手の教え方も、日本人の考え方としては「?」と思うところがありますが、日本に対しての好意を感じられるので、観ることができます。
出来ることなら、本当に日本に古くからある格言なりを出してもらいたいところですが。
この頃、悪役ばかり演じているマイケル・アイアンサイドがこの映画でも変わらず、憎ったらしい悪役を演じているのが嬉しいです。
山の修行寺が、とってもなんちゃって日本でがっかりでした。
「なぜ板を割る?
板が何をした?」
…枯山水で修行するとは…