田島屋君

バーバーの田島屋君のレビュー・感想・評価

バーバー(2001年製作の映画)
4.2
かなり好きな作品。
因果応報を感じさせるし、どうみても悲しい物語なのであるが、ラストでは妙な爽快感・広がり・明るさのようなものも感じる。
そして、何より演出全般が自分好みだった。
"消えること"と"タバコの煙"を掛けていたり、リフレイン的な演出があったり、とにかく洒落ている。
ロジャー・ディーキンスの生み出す映像美にも終始目を奪われる。
コーエン兄弟の中でもかなり好きな部類だった。
また忘れた頃に観たい。
田島屋君

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