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バーバーのamのネタバレレビュー・内容・結末

バーバー(2001年製作の映画)
2.6

このレビューはネタバレを含みます

事件後にドライクリーニングが流行ってるのが本当に見てるとストレスフル。
床屋への想いと発言と最後に思い出して見に来てる人の髪型を見るシーンが特に好き。
平凡な男が平凡な人生に嫌気がさして慣れないことに手を出したら騙された上に色々とめちゃくちゃになって、以前と違い自分が世界と乖離した存在になったように感じられて、色んな人や出来事に翻弄されることにより無力感に囚われ、全てが初めから決まった必然の結末のように感じられるから後悔はなく、そしてそれでも以前の平凡な生活に戻りたいとは思わないなんとも言えない気持ちだろうか。
床屋は他人が良く見えすぎてるから騙されるし、悪事の後に善人たちが住むこの世界から切り離されたように感じているだけ。
他の登場人物は悪人でもメンタルが図太い。リーデンシュナイダーが最たる者。それがこの世界。床屋は世間知らず。
事故後にドリスがセールスマンから自分を守ってくれたことを思い出したり、横領程度で自殺したから小心者同士だったりで気が合ってたのかも。
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